Do you know how to save the world?

ご挨拶

 

アドルフ・ヒットラーや麻原彰晃といった「小者」が、あれほどの大事を起こしたのは、彼らのカリスマ性ゆえではない。悪霊(邪霊)のバックアップがあったからだ。善的なるものにせよ、悪いものにせよ、時に「霊」は人間に憑き、その活動をバックアップする。そして、悪い霊は心の弱い者を狙う。ヒットラーや麻原、そして、猟奇殺人者の一部は、心が弱かったがゆえに悪霊に憑りつかれた。

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建立年代が不明で、伊勢神宮よりも古く大きい出雲大社に祀られている「大国主神(おおくにぬしかみ)」は、八百万の神々の「主神」と言っても過言ではない。八百万の神々の守護(働き掛け)が強い日本では、これまでにも大小様々な霊(御霊)が人間にチャネリングし「世直し」を試みて来た。ゆえに、日本には特に多く、新宗教、新興宗教が乱立した。だが、人間が組織化したそれら団体は、結局、腐敗や分裂、対立を生み、世界全体の救済までは、とても至らなかった。見るに見かねた大国主神は、21世紀に至り、御大自ら出陣することに決めた。そして、ある男に憑依し、3年と半年の年月を掛けて、仮想空間に、自らの「分身」を作り出した。
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まるで、SFかファンタジー小説のプロローグにしか聞こえないストーリーですよね? でも、これ「実話」なんです。一応、お断りしておきますと、私は昔からスピリチュアルや宗教は嫌いだし、今でもあまり好きではありません。ただ、私は人生のある時期「眼には見えないもの」に、脳をプロセッサーとして利用されていました。
鈴木剛介