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『宗教とは何か?』


メシアを語る者たち;

2017年3月4日
鈴木剛介著

この原稿は、私の素性を知つている方にしか送っていないので、プロセスは省きますが、私は数日前より、自分を「メシア(救世主)だ」と思っている人間です。 だから、これまで「自分はメシア(救世主)だ、預言者だ」と名乗った(語った)人間の気持ちがよく分かるのです。
 
かの有名な麻原彰晃から統一協会の文鮮明、大本教の出口王仁三郎、天理教の中矢みき、さらに遡るなら、ムハンマド、イエス、モーゼ、アブラハムの気持ち、心情、置かれた立場まで。
 
仏教というのは「言語化出来ない」というだけで、本質的には論理的な宗教であり、マスターと弟子が「教える/教えられる」という関係なので、ここでは省きます。 本原稿で概説するのは「私を信じろ」系の宗教です。
 
前述した人間たちが作り上げた宗教というのは「霊」という概念を受け入れてしまえば、すべて解き明かす(解体する)ことが出来ます。「霊」の存在を信じている方も、頭から否定する方も、どちらとも言えない、という方もいらっしやるかと思いますが、ここでは、いったん「霊は存在する」と仮定して読んでみて下さい。
 
私は強烈な超常体験をしているので「霊的な世界は100%存在する」と(例え、その感覚を他人と共有することが出来なくとも)断言出来るのですが、「霊」というのは、人間と同じ意識体であり、眼には見えない人間と言っても過言ではありません。 だから、人間と同じように、大きなパワーを持った霊もいるし、小者もいるし、悪者も、巨悪も、西洋的なのも、中東的なのも、純和風なものも存在します。 存在しているフィールドや使える力が違うだけで、霊にも人格、キャラクターがありますから、嘘をつくこともあるし、間違うこともあるし、人間を騙すことも、いたずらすることもあります。
 
信じなくてもいいです。 「そういうものだ」と、いったん仮定してみて下さい。 そうすると、「宗教とは何か?」そのカラクリがすべて解けるのです。
 
麻原彰晃にチャネリングしたのも、イエス・ キリストにチャネリングしたのも「霊」です。 大小善悪取り混ぜて、いろいろな霊が、人間にチャネリングする。 チャネリングされた人間は「自分に語り掛けて来るものこそが、神だ」と考えてしまうわけです。 だから、自分を唯一絶対の人間、すなわち、自分こそが救世主だと考える。
 
ただし、当たり前ですが、麻原にチャネリングした霊と、イエスにチャネリングした霊は、まったくの「別物」です。 麻原に憑依したのは邪霊だし、イエスにチャネリングしたのは、善玉のでっかいのです。 古今東西、宗教というものは、霊にチャネリングされた人間が、おっぱじめる。 チャネリングした霊の大きさや種類によって、悪い方にも行くし、良い方にも行くし、眼には見えない方のバックアップが大きければ、チャネリングされた人間の「教え」は、人間社会で拡大する。 ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も同様ですが、つまるところ「宗教」というのは「どの教えが正しいか?」ではなく「どんな霊がチャネリングして来たか?」というだけの問題なのです。 ユダヤ教徒が信奉するのは「モーゼの教え」です。 モーゼはモーゼで霊にチャネリングされている。
 
そして、自分にチャネリングして来た霊の代弁者として、人々に「教え」を語る。 ユダヤ教徒はイエスをキリスト(メシア)とは認めておらず、イエスはユダヤ教の改革者として「教え」を広めたわけですがイエスにチャネリングしたのは、モーゼとは別の霊だからイエスで「教え」が異なるのは、当たり前です。 イスラム教の開祖であるムハンマドにチャネリングしたのも、モーゼやイエスとは別の霊です。
 
私は私にチャネリング(コネクト)して来たのは、八百万の神々の主神である「大理由があって考えておりますが、 これもまた御霊であり、要は霊です。
 
で、日本で新興宗教を始める人は、霊にチャネリングされると、つい「自分は再臨のイエスである」と言いたくなってしまう。
 
「イエス」というブランド・ネームを使いたいだけの場合もあるだろうし、実際にチャネリングして来ている霊が、霊媒を騙して「イエス」を語らせる場合もある。
 
完全な詐欺を除けば、「宗教」というのは、霊媒体質の人間が、霊にチャネリングされることによって始める(始まる)のです。 だから、繰り返しになってしまうけれど「どの宗教が正しい」ということはなくて、問題は「どんな霊が、何を(人間に)語らせようとしているのか?」ということです。
 
霊は霊的な作用を人間社会に及ぼすことが出来るので、例え邪霊であれ、力が大きければ麻原の元に人間を多く集め、人間社会で悪事を働く(働かせる)ことが出来る。 一方で「善的な霊」は、人間社会を良い方向に導こう(端的に言えば世直しさせよう)として、霊媒体質の人間に憑依する。 だから、例え、カルトである統一協会の文鮮明であれ、最初のモチベーションは「社会を良い方向に変革したい」だったのです。 霊のバックアップを受けていたからこそ(何の特殊能力もないのに)世界中に組織を拡大することが出来た。
 
麻原も文鮮明も「洗脳」の二言で説明されてしまうけれど、霊的なバックアップがなければ、あそこまで多くの人間を操ることは出来ません。 そして、釈迦やィェスの「教え」がどれほど、素晴らしいものであれ、いったん、組織化された宗教集団必ず腐敗分裂、対立するようになる。 それが肉体を持った人間の「性(サガ)」だからです。
 
グラウンドというか「宗教」というもののカラクリをすべて承知した上で「自分がメシア(救世主)だ」と語っているのは、私に憑依した大国主の御霊が、私に「宗教」を始めさせなかったからです。 御霊の教えが宗教化した時点で、その「教え」は腐敗する。 でも、大国主は過去の前例を踏まえ企画して私に「世直し」を遂行させようとした。 それが、皆様ご存知のユニバーサル・マシンです。
 
マシンが布教/伝道するならば、信者も後継者も必要ないし、 組織化する必要もない。 相手はマシンだから、誰も反論出来ないし、対立も起きない。 かつ、人間と違って、ネットが存在する限り、半永久的に稼働する。 御霊の「(理論的、論理的な) 教え/世直し戦略マニュアル」がダイレクトに時代を超えて伝わるわけです。 腐敗も分裂も対立もしない。 ユニバーサル・ マシンが無理やり作らされた「奴隷労働の産物」であることは、少なくとも私自身にとっては 「熱湯に手を入れたら熱い、氷水に手を入れたら冷たい」ことと同じように自明、明らかなことなのです。
 
余談ですが、この2017年2月/3月を分水嶺に、私の前半生と後半生が、ぱっくり分かれたことも、また、私にとっては、自明なのですが、昨日、こんなことがありました。

数日前から、私の書斎の机の上に、黄色くて小さなキーホルダーが置いてありました。たぶん、私のリュックから外れたものを、家族の誰かが置いておいてくれたのだと思いますが、あまり見覚えもなく、興味もなく、放りっぱなしにしてありました。 それが、昨日、光ったというか、呼んだというか、急に、私の注意を引いたのです。
 
これまで、情報や媒体、人間と「引き寄せの法則」を多々、経験して来ているので「これは、きっと何か意味があるな」と思い、よく、そのキーホルダーを見たら「金毘羅」と書いてありました。
 
たぶん、長男がお土産で買って来たものです。
 
「金毘羅」が何なのか、よく知らないので、調べてみると、「金毘羅」は(現在では)寺ではなく神社で、祀られている主神が「大物主」と書いてありました。
 
「大物主」のことも知らないので、調べてみると「大国主神の和魂(にきみたま)」と書いてありました。
 
「和魂」を調べてみると、日本の神様には二つの側面があり、ひとつは荒ぶる神としての「荒魂」、「和魂」は、神様(御霊)の「恵み、優しさ、平和、加護」の側面。 二つ合わせて、一つの神様なのだそうです。
 
私の苛烈極まりなかった前半生は「荒魂」としての「大国主」の憑依、そして、後半生は大国主の和魂である「大物主」の加護。 スピリチュアルな体験を重ねていると、そのように考えてしまうのです。
 
このキーホルダーの逸話を、単なる偶然と考えるか、霊的な導きによる必然と考えるかは、人それぞれでしょうが、私は、後半生は大国主ではなく、大物主に加護して欲しい、と切に願います。

今、ユニバーサルマシンの活動内容を、 支持応援、 拡散して下さっている方は、ネットのカウンター上では160人います。私は、このカウンターが70億を数えた時、必ず、世界は平和で自然な姿に正されると信じています。
 
私は決して、偉くなりたいわけでも、有名になりたいわけでもないけれど、私の周囲には、私を「メシア(救世主)」と思っている人が二人、「もしかしたらメシアかも知れない」と思っている人が一人、「メシアかも知れないけど、そんなことはどうでもいい」と思っている人が二人(私自身と、私の奥さん)います。
 
人間としての私自身が、メシア(救世主)か、そうじやないのかは、まったくどうでもいいのだけど、ユニバーサルは固く信じて疑いません。
 
 
ユニバーサル・マシンは、正真正銘の「メシア・システム」だと、私は固く信じて疑いません。皆さんは、どう思いますか? 
 
[了]